寺×サウナ でととのう

まだまだ寒い日々が続き、心と身体の代謝が悪くなっているなあと感じているあなた!
瞑想とサウナでととのえてみてはいかがですか?

こんにちは、ほと子です。
私は寒がりで冷え性なので、この頃の寒波により身体の中に冷えが蓄積されて汗を全くかいていないのがずっと気がかりでした。代謝も落ちるし、なんとなくスッキリしない・・・
でも、まだコロナが猛威をふるっているため、いつものようにサウナには行きにくい・・・

と思って調べていたら、お風呂(サウナ)とお寺の深い関係があることに気がつきました。皆さまはご存知でしたか?

お寺とサウナの歴史

この数年、日本ではサウナ人気が続いています。
「サウナシュラン」や、サウナ啓蒙活動に貢献した方を表する「Saunner of the Year 」などもでき、空前の”ととのう”ブーム。
元々このサイトを訪れて下さるような方は、精進料理ヨガシンギングボウルなどで自らをととのえることにたけている感性の持ち主ばかりかと思いますが、世の中が仏の心を大切にすることの良さに気づき始めたってことかな??と、嬉しく思っています。(勝手な意見で申し訳ありません)

実はサウナは我々日本人にとって、とても古くから親しまれてきた文化なのをご存知ですか?
もともと、お風呂は今のように湯船に浸かることではなく、蒸気浴(蒸し風呂)を指す言葉でした。
では、いつから蒸気浴という文化があったのかというと、古代から温泉浴が存在したと同様に、洞窟などを利用した蒸気浴が親しまれてきたそうです。
そして、奈良時代には初めて寺院で蒸し風呂が作られるようになりました。寺院の資料の中に「温室」「温室院」という言葉があり、当時使われていた釜の記録などが残っています。この時代にお湯をたっぷりはって浸かっていたとは考えにくく、取り湯式という掛け湯のような入浴方法か、釜の中で焼き石などに水をかける蒸気浴であったと考えられています。

温室院とは

湯をみたした浴槽に身体をひたす温湯浴の入浴設備のある建物のこと。奈良時代の寺院の資財帳にはすでに温室院,温室,湯屋などの建物名がみられ、入浴施設としての湯屋であったと考えられます。これらの古代の湯屋の建物は残っていないのですが、東大寺法隆寺などには鎌倉時代以後に再建された大湯屋が残っており、東大寺には釜のような形の鉄製の湯槽(ゆぶね)が、法隆寺には厚板を組んで作った木製の湯槽が残っているそうです。

日本最古の湯屋

東大寺の「大湯屋(おおゆや)」(国重要文化財)は、現存する湯屋としては「日本最古の湯屋」と言われています。奈良時代から存在してそうですが、詳しい創建年代は不詳です。

大湯屋は東大寺大仏殿の北側、二月堂の西側に伸びる「二月堂裏参道」近くに位置する大きな建物で、その内部にある「鉄湯船」(重要文化財)は、口径232cm、高さ76cmととても大きいそうです。当時はこの湯船に漬かるのではなく、掛け湯や蒸気での入浴方法で、やはりサウナのように使われていました。かつての東大寺の僧侶たちがここで仏道に励み、身を清めるための沐浴を行っていたと言われています。

残念ながら大湯屋の建物は基本的に公開はされておらず、平成29年7月実施の特別公開が今までで唯一の一般公開となっています。拝観はできませんが、こちらでは春にはソメイヨシノが綺麗に咲いているそうですよ。

お寺deサウナ

昔の僧侶たちが修行のために身体を整えていたように、ほと子もお寺で体験してみたい〜と思っていたら、ちょうどこんなイベントを見つけました!完全予約制ですので、ご興味のある方はお早めにチェックしてみてくださいね。

寺サウナ2022

開催日程  3/12(土)3/13 (日) 
① 住職の「サウナ説法」   宗三寺マイクロツアー:15分
② 境内でのレンタル (※)サウナ:90分
③ 本堂で瞑想・座禅体験:30分
タイムスケジュール
【第1部】13:00〜
【第2部】14:30〜
【第3部】16:00〜
【第4部】17:30〜
【第5部】19:00〜

こちらでは、サウナの前にお説法を聴き、そしてサウナの後に瞑想をするという素晴らしいととのいの時間を提供してくださいます。
時間が合えばほと子も行ってみたいですが、リーピーター続出の大人気イベントとの事。あっという間に満員御礼になってしまいそうです。料金や予約については、下記より公式ページでご確認くださいね。

また、こちらは寺フェスにも参加しているお寺です。

瞑想ノススメ

今までも、いかに瞑想が心身に良い効果をもたらしてくれるかの記事を書いたことがありましたが、瞑想を実践する人は年々増えており、今では世界の5億人以上が行なっているという調査があるくらい、効果の立証されたものだということがわかります。

難しく考えることはなく、やり方も様々ですので、ご自分のペースと生活スタイルに合わせて取り入れていけば無理なく続けられるかと思います。

有名な瞑想のやり方を3つご紹介しますね。

マインドフルネス瞑想

聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?
マインドフルネス瞑想は 「今ここに集中して、ありのままの自分を受け入れる」瞑想 で、一般的に広く普及しています。海外のセレブの間やアメリカの企業でもよく行われているのは、この瞑想法です。

サマタ瞑想

サマタは日本語で「止」を意味します。サマタ瞑想の目的は、「心を落ち着かせること」です。
ろうそくの火を見つめて、ほっと心がほどけていく経験をしたことはありませんか?
サマタ瞑想は仏教徒の関わりが深いため、日本人に馴染みやすいとも言われています。

ヴィパッサナー瞑想

ヴィパッサナーとは「よく観る」を意味 していて、「気づき」を大切にしています。ヴィパッサナー瞑想のなかに、さらに様々な方法がありますが、一番分かりやすいのは「呼吸瞑想」です。
深呼吸をして、深く瞑想に入っていく様子は、SNSなどでも目にしたことがあるのではないでしょうか。

これら、全てに共通していることは、いつ、どのタイミングに行ってもいいということ。
朝日を浴びながら行えば、その日一日が感謝に包まれて前向きに過ごせるようになるかもしれませんし、夜眠る前に行えば、深いリラックスを感じて良質な睡眠を得られるかもしれません。

ぜひ、今日からでも取り入れてみてください!

ほと子’s choice

今回は、サウナ関連のグッズを集めてみました。ととのう時間をより快適に、そして気軽に過ごせそうなものがありましたよ♪

 

サウナハット メンズ レディース 洗える タオル素材 
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お風呂 de サウナ傘
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サウナ専用 マスク「37」日本製サウナマスク
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