「集めて嬉しい御朱印♪作って楽しい御朱印帳♪」の記事で、和綴じ体験イベント予告をご紹介しました。私、ほと子も、3/21(春分の日)、葛飾区四つ木にある西光寺さんにお邪魔し、和綴じ体験をさせて頂きました!
「大切なものを‟大切にする“行為を体験して欲しい」というご就職お話からイベントはスタート。
和綴じキットや製本に必要な道具は全て準備してくださったので、先生のご指導の下、一から手作りで和綴じの帳面を作りました。ひと針ひと針、自分の手で縫い留めていく和綴じの作業は、楽しく貴重な時間となりました。
何種類か用意して下さっている和紙から、自分の好みで表紙になるものを選びます。上下に合わせる小さい布地(かどきれ)との色や柄の組み合わせを考えるのも楽しかったです。昔の人もこんな風に工夫や個性を出したのかな…と想像したりも♪
糸が抜けない細かい小技も教えて下さり、日常の裁縫レベルも上がりました♪
道具が準備されていて作りやすかったのですが、家にあるもので応用できそうです。一度体験してみるのが大事だな~と思います。
(ここから和綴じ作業がスタート♪)
紙と糸だけで本が作れる!というのはわかっていても感動します。
ほと子作の和綴じ作品♪
表と裏で、柄が逆になるようにしました。こんなオリジナルの工夫も手作りならではです。
他の方も、わざと和紙を表面・裏面で違う種類にしたりアレンジされていました。
今回は、「四つ目綴じ」という綴じ方ですが、他の綴じ方をされた和綴じ本も準備して下さっていて、手にとって見れるのはとても参考になりました。
康煕綴じの和綴じ本(角の綴じ方が更に丈夫でお洒落でした)
和綴じ体験後は、ご住職から「天台宗」の2つの大事な言葉についてお話を伺いました。
その後、一冊一冊に、ご住職が気持ちを込めて御朱印を押して下さいます。
手にした時のありがたさは、ご住職がはじめにお話しされた「大切なもの」を感じる瞬間でした。
最後に、本堂の前で、記念撮影です。
本堂の前で、こんな風に笑顔で撮影するというのはめったにない貴重な体験でした。
お寺というのは、少なからず厳かな雰囲気があるかと思います。今回の和綴じ体験では、西光寺さんのご住職や奥様、和綴じを教えて下さる国宝堂さんのお人柄が相まって、“和綴じ体験”のみならず、和気藹々とした‟お寺体験“となりました。
のどかな日差しが温かく、親しみを覚える空間でした。
次回の開催予定もほとけ便りからもお知らせ致しますので、お楽しみに♪