愛犬・愛猫との別れ~ペットの弔い方~

愛したペットは、亡くなっても家族同様に大事にしたいものだと思います。人間以上に深い愛情を注がれていることも少なくないですよね。いざという時に、悲しみが先だってどうすればよいかわからなかったり、人間以上に別れ難い…ということはあるかもしれません。いつか来るその時、どんな方法で可愛い子を見送ったらよいか、少し考えてみましょう

動物が亡くなった場合、市区町村での処理というのは役場による処理となり、とても愛するペットに対して心を込めた弔い方とは感じにくいと思います。

 

ペットが亡くなったら

ペットが亡くなったら、悲しみや動揺があると思いますが、まずはその子の体をきれいに拭いてあげて、棺代わりとなる段ボールや紙箱に、柔らかい布など敷いた上に入れてあげましょう。
火葬や葬儀までに時間があるかと思いますので、(夏場は特に)布でくるんだ保冷剤などを箱にいれておきましょう。予想以上に早く死後硬直が始まるので、楽な姿勢を整えてあげるとよいかと思います。

ペットの遺骨は、火葬後しばらくご自宅で保管、供養された後で、専用の霊園、霊壇、納骨堂に祀ってあげることが一般的だそうです。火葬の際、お花や、お気に入りの食べ物やおもちゃもいれてあげられます。(プラスチックや金属以外となることが多いそうですが、霊園の指示に従いましょう)

 

病気などで準備ができる場合

老衰や病気などで、気持ちの準備ができる場合は、家族でどのように弔うか考えておくとよいですね。

しっかりと見送ってあげたい場合、ペット専門の霊園がおすすめです。

ペット霊園の火葬の種類

〈立合葬儀〉遺体を単体にて火葬。家族立会いのもとで火葬・収骨、納骨までを行う。小型犬:40,000円より

〈個別葬儀〉遺体を単体にて火葬。お骨は遺骨壷に収められます。小型犬:20,000円より

〈合同葬儀〉遺体を複数体合同にて火葬。お骨は取れず、遺骨は共同墓地に合祀埋葬となります。小型犬:13,000円より

(※金額参照は東京動物霊園より)

 

都内のペット霊園をいくつかご紹介します

 

◇哲学堂動物霊園

六百年余り前(1375年・室町時代)に開墓された歴史ある霊園。祀埋葬のご遺骨は園内報恩堂のお釈迦様の下に埋葬した上で北海道日高の広い採草地に散骨される。新井薬師駅下車徒歩15分で、散策コースとしても人気の哲学堂公園近く。

 

◇深大寺動物霊園

火葬前に自宅での通夜を行えるプランがあり、送迎後に火葬、納骨(返骨・合祀)と選べる。高さが30mもある三十三法輪を持つ六角形の塔があり「あそこに愛する子が安らかに眠っていると思える立派な佇まいです。四季折々の自然の景色も豊かで、お墓参りにも穏やかな気持ちで参拝できると思います。

 

◇東京動物霊園 法善寺(浄土真宗)

納骨、法要を一括でとりおこなう総合ペット霊堂。火葬後、そのまま納骨したり、49日や100ヶ日、1周忌でお預けも可能。納骨堂内に施主家専用の霊壇があり、ランク、ご予算に応じてさまざまなタイプがある。他所で火葬しても納骨堂や合同供養塔を利用できる。

 

◇ペットエンジェルゲイト東京池袋

都内最大級のセレモニーホールはキャンドルの優しい光に包まれた明るくきれいなデザイン。火葬・収骨・納骨の全てを同じ場所で行え、ゆったりと心ゆくまで見送りできる。池袋駅から徒歩10分のアクセスの良さ。

こちらでは、DNA情報をカードとして残せるサービスもあるそうです。
DNA Stock Assis (料金19,500円)

 

人間のお墓事情も、近年は檀家に縛られない「お墓」の考え方があるそうです。行きにくいお墓より、会いたい時に気軽に行けるお墓参りの方がよいと、価格や場所、故人(またはペット)への身近さを優先した選択ですね。

 

納骨後、自宅で保管する方も

火葬後、ペット霊園に納骨せず、一旦遺骨を自宅(手元)に引き取り、忌日(49日、百か日、1周忌等)に霊園に納骨する方、またはずっと手元に置き、自宅供養(手元供養)する方も。

 

悲しさや離れがたい気持ちがあっても、いつ納骨するか(しないか)も含めご家族と話し合って、納得できる弔い方ができるとよいですね。

 

自宅庭に埋葬(遺体・遺骨)

人間と違って、自宅の土地にペットの遺体や遺骨を埋葬するのは法律上、問題ありません。火葬している場合は、土に還りやすくする為、骨壺から出して埋葬した方がよいそうです。

自宅供養の場合、ペット専用の仏壇やお墓があるとよいですね。専門店をご紹介します。

 

「ディアペット」ペット仏壇・仏具・骨壷・位牌・メモリアルの専門店

 

「こころ工房」ペット用墓石・仏壇専門通販専門店

 

また、肌身離さず一緒にいたいという思いを叶える遺骨ペンダントのサービスも。

「アニムス」ペットの遺骨ペンダント・ミニ骨壷などを取り扱う手元供養専門サイト

 

ペットロスの傷が癒え、そしてその子の安らかな眠りになるような方法を選べるとよいと思います。大事なものとの別れ、その究極が死ですが、そこから学ぶことは多いですね。人やペットの死を弔うことは、自分の死を考え、人生を想うことにもなります。大事な人やペットの死は人生でもそう何度もありません。少なくとも、慣れるものではありません。
ほとけ便りが、皆さまの“その時”にわずかでも真摯に向き合えるお手伝いができたら幸いです。