仏教にも資格があった!巷で人気の仏教検定とは?

寒さが本格的になりましたね。こんにちは。ほと子です。

こたつからなかなか抜け出せない方もいるのではないでしょうか? 今日はこたつで過ごすほっこりした時間にも楽しんでいただける話題をお届けしようと思います。

 

「仏教検定」ってご存じでしょうか。

「えっ、そんな資格があるの?」と驚かれる方も多いと思います。これがなかなか面白くて、楽しく仏教の知識を深められる検定なんです!

今回は、そんな「仏教検定」の魅力や楽しさを、たっぷりご紹介します。

 

仏教検定とは?

仏教検定は、仏教の知識を楽しく学べる民間の検定試験です。初心者向けの基礎から、上級者向けの深いテーマまで幅広く対応しており、自分のペースで学べるのが魅力!

初級レベルでは「如来(にょらい)と菩薩(ぼさつ)の違い」や「お釈迦様が悟りを開いた場所はどこ?」といった基本的な内容が出題されます。一方で、上級になると、経典(きょうてん)や仏教哲学、宗派ごとの教義の違いといった深い知識が求められます。

 

仏教検定の目的は、仏教の学習から、日本の文化や歴史への理解を深めていくこと。お寺巡りが好きな人、仏教美術に興味がある人、さらには心を落ち着かせるヒントを探している人まで、さまざまな人が、それぞれの理由で受験しています。

 

日本にある主な仏教に関連する検定を紹介します。

仏教検定

仏教検定は、「一般社団法人 仏教協会」が主催している検定試験です。仏教、密教、仏教カウンセラーなどのジャンルがあり、難易度別に試験があります。入門レベルの4級は、初心者でも挑戦できるよう、学校の授業で習うような基本的な仏教知識が出題範囲です。

公式URL:https://jabias.com/certification.html

 

日本仏教検定

日本仏教検定は、「日本仏教協会」が主催している検定試験です。3級から1級まであり、上級になるほど深い知識が求められます。

公式URL:https://nihon-bukkyou.com/bukken/

 

仏教検定の魅力って?

仏教検定の魅力は、なんといっても楽しく学びながら仏教の知識を深められることです。普段何気なく使っている言葉の背景を知ると、「そうだったんだ!」「なるほど!」と発見がたくさんあります。
たとえば、「菩提(ぼだい)」という言葉は仏教では「悟り」を意味しますが、日常会話でも使われていますよね。「縁(えん)」も仏教由来で、「人や物事がつながるきっかけ」という意味があります。身近な言葉が仏教にルーツを持つと知るだけで、学ぶ楽しさが広がりますよね。

注目したいのが、仏教の教えを象徴する「数字」です。

たとえば「四苦八苦(しくはっく)」。
現代では「四苦八苦する」と言えば、困難に直面することを意味しますが、これも仏教用語が由来です。
「四苦」は、生老病死(しょうろうびょうし)といって、
生きること、老いること、病にかかること、死ぬことという、避けられない人生の苦しみを指します。
そして「八苦」には、
・求不得苦(ぐふとっく)お金や物、地位や名誉など求めるものが手に入らない苦しみ
・愛別離苦(あいべつりく)どんなに愛する人とでも、いつか必ず別れなければならない苦しみ
・怨憎会苦(おんぞうえく)恨みや憎しみを抱いてしまう人と出会う苦しみ
・五蘊盛苦(ごうんじょうく)心身を思うようにコントロールできない苦しみ

が含まれ、人間が生きていく上で避けられない根源的な苦しみを表しています。こうした背景を知ると、日常で使っている言葉がぐっと深みを増し、仏教が身近に感じられてきますよね。

仏教検定を受けることで得られるのは、知識だけではありません。日々の生活に役立つヒントも得られます。「怒りを捨てることの大切さ」や「執着から解放される方法」など、現代のストレス社会を生き抜くヒントが満載。学ぶ過程で、心を整える時間が自然と増えるのもポイントですね。

寺社巡りがもっと楽しくなる!

仏教検定は、一度受けると「寺社巡りが何倍も楽しくなった!」と感じることでしょう。

たとえば、「この仏像の手は何を意味しているのだろう?」といった疑問が解けると、お寺や仏像がそれまでよりももっと魅力的に見えてきますよね。仏像の表情やポーズひとつひとつの意味がわかれば、同じお寺や仏像でも、訪れるたびに感じ方も変わるのではないでしょうか。

 

勉強方法も簡単で楽しい!

ここまで読んで、「仏教検定、挑戦してみたいかも!」と思った方も多いのではないですか? 実は、仏教検定の勉強は意外と簡単に始められます。

 

初級の勉強は、一般的な「仏教入門書」でOK。仏教の入門書はたくさん出版されているので、まずは1冊読んでみましょう。「一般社団法人 仏教協会」では参考書として仏教の入門書を数点紹介しているので、参考にしてみてください。

さらに、最近はYouTubeやポッドキャストといった音声・動画コンテンツも充実しているので、通勤中やちょっとしたスキマ時間を活用して、楽しく学ぶことも可能です。「仏教入門」などのワードで、コンテンツを探してみましょう。

仏教に触れてみたら、「普段使っている言葉、こんな由来があるんだ!」とか、「このお寺にはそんな歴史が!」など、仏教って面白いと感じることも多いでしょう。 お寺巡りをしながら問題を解いたり、仏教用語を日常会話に取り入れてみたりするだけでも、学びがどんどん楽しくなります。

まとめ

仏教検定は、学ぶ過程そのものを楽しめます。また、難易度別に試験があるので、初心者でもチャレンジしやすいのがポイントです。楽しく勉強しているうちに、気付いたら仏教マスターに近づいているかも!

参照URL

日本仏教検定「仏検」

https://kentei.cc/k/543999

https://tokuzoji.or.jp/engi-innen/

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%A9%E6%8F%90

https://asuka-kaikan.com/%E3%80%8C%E5%9B%9B%E8%8B%A6%E5%85%AB%E8%8B%A6%E3%80%8D%E3%81%AF%E4%BB%8F%E6%95%99%E7%94%A8%E8%AA%9E%E3%81%A0%E3%81%A8%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%8B%EF%BC%9Fhttps://kotonoha.shinshu-kaikan.jp/kotoba/2019/mar/

https://j-theravada.com/dhamma/kantouhouwa/kantou200/

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